仮想通貨 PR

仮想通貨Aptosは将来性ない?特徴、最新動向、そして魅力を初心者向けに解説!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

仮想通貨の世界には夢もあるけど、その裏側には落とし穴もたくさんあります。

最近よく耳にするようになったのが

Aptos(アプトス)」。


Meta(旧Facebook)出身のエンジニアが立ち上げたと言われ、Moveという新しい言語や超高速処理がウリ。


でも、果たしてそれって本当に信じていいの?
Aptosにも、また何か“裏”があるんじゃないの?

この記事では、Aptosの

「技術的な特徴」
「最新の動き」
「将来性」
「リスク」


などを、初心者にもわかる言葉で丁寧に解説しています。

そして、「本当にこれは将来性があるのか?」という問いに対する、私なりの正直な答えも込めました。

仮想通貨の世界で、これ以上ムダな失敗をしてほしくない。
この1記事で、Aptosに関する疑問や不安がすっきり晴れることをお約束します。

結論だけ先にお伝えすると、

Aptosは“知っておくだけでも価値がある”プロジェクト」

です。


でもそれを「信じるか」「行動に移すか」は、あなた自身の判断。
まずは、この記事を通して、本当のAptosの姿を一緒に見ていきましょう。

かず

執筆者 かず 
株式投資20年以上、日経先物トレーダー 
仮想通貨7年以上、長期投資メイン 
現在ビットコインはじめ、複数のアルトコインを保有 

取引所の登録、まだやってないよ…

という方!まず先に登録しましょう
取引所の登録は無料で、最短5分でできます。

Aptos(アプトス)を取り扱っている仮想通貨取引所でおすすめなのは、SBI VCトレード。 

仮想通貨取引所『SBIVC』口座開設プロモーション

各種手数料が無料で、使いやすいアプリが特徴です。

取引所の登録はもちろん無料。

この機会にぜひどうぞ。


目次

Aptos(アプトス)とは何か? 

Aptosの誕生背景 

仮想通貨やブロックチェーンの世界には、多くのプロジェクトがあります。

その中でも、「Aptos(アプトス)」という名前は、ここ数年で急速に存在感を高めてきた注目株です。

しかし、Aptosがどのように生まれ、なぜ多くの人々の関心を集めているのか、その背景を知っている人は意外と少ないかもしれません。

ここでは、Aptosのルーツをたどってみましょう。 

Aptosは、ただの新興プロジェクトではありません。

実はその前身は、Facebook(現在のMeta)によるブロックチェーンプロジェクト
「Diem(旧Libra)」
にあります。

参考|Meta公式HP

 

Libraは、2019年にFacebookが「世界中の人々が手軽に使えるデジタル通貨」を目指して発表したもので、当初はGoogleやUber、Spotifyなど名だたる企業が参加する大規模プロジェクトとして注目を集めました。 

しかし、そのスケールの大きさと影響力から、各国の政府・金融機関から激しい規制の圧力を受け、ついには中止に追い込まれてしまいました。

夢半ばで終わったように見えたLibraプロジェクトですが、その技術力・開発ノウハウ・志を受け継いだのが「Aptos」なのです。 

Aptosを創設したのは、元Diemのエンジニアであり、Metaでブロックチェーンインフラの開発に関わっていた モー・シャイフ(Mo Shaikh)と エイヴリー・チン(Avery Ching) の2人。

参考|Aptos Labs 公式HP

彼らは、Diemの失敗を単なる終わりとは捉えず、

「次こそは規制に縛られず、よりオープンで自由な形で理想を実現しよう」

と決意しました。 

つまり、Aptosはただの“新しい仮想通貨”ではなく、一度大きな夢に挑み、挫折を経験した者たちが、再び立ち上がって作り出したリベンジ・プロジェクトなのです。 

Aptosの基本情報 

Aptosというプロジェクトには、どんな特徴があるのか?

ここからは少し視点を変えて、「仮想通貨としてのAptos」について基本的な情報を整理していきましょう。 

項目 内容 
名前 Aptos(アプトス) 
トークン名 APT 
誕生 2022年10月(MetaのDiemを引き継ぐ) 
特徴 高速・安全・スケーラブルな新世代ブロックチェーン 
技術 Move言語、並列処理、PoS + Aptos BFT 
価格(2025年3月) 約883円(※変動あり) 
主な用途 送金、取引、ステーキング、ガバナンスなど 

トークンの名前とティッカー 

Aptosの仮想通貨トークンは「APT」と呼ばれています。

これは「Aptos Token」の略で、主に次のような用途で使われます。

ネットワーク手数料(ガス代)の支払い

ステーキングによるネットワーク保全

ガバナンス投票(将来のアップデート方針に意見を出す)

 ちなみに、仮想通貨取引所では「APT/USDT」「APT/JPY」などのペアで売買されており、流動性もそこそこ高い通貨として認知されています。 

発行時期と価格の推移 

APTトークンは、2022年10月にメインネットと同時にローンチされました。

最初の頃は「Meta発の技術を引き継いだ期待のプロジェクト」として注目され、上場直後には短期間で数倍に価格が跳ね上がるなど、派手なスタートを切りました。 

とはいえ、そこからの価格は決して一方通行ではありません。

仮想通貨市場全体の低迷期と重なったこともあり、一時は大きく値下がりする場面もありました。 

それでも、2024年〜2025年にかけては、以下のような材料によって徐々に復活の兆しを見せています。

☑️テザー社との提携

☑️エコシステム拡大による実需の増加

☑️日本市場への本格進出(IVS Crypto登壇)

直近では、APTの価格は約883円前後(2025年3月時点)で推移しており、時価総額ランキングでは32位に位置しています。

これは、膨大な数の仮想通貨の中でも比較的「安定した評価」を得ていると言っていいでしょう。 

最新の価格、時価総額、ランキングはこちら↓

技術面での注目ポイント 

Aptosは単なる“Metaの遺産”にとどまらず、最新の技術設計が詰め込まれています。

たとえば、

✅️独自のスマートコントラクト言語「Move」

✅️並列実行エンジン「Block-STM」

✅️ビザンチン障害耐性(BFT)を改良した独自コンセンサス「Aptos BFT」 

といった高度な技術が、パフォーマンス・セキュリティ・スケーラビリティを同時に実現しようとしています。 

その中でも「Move」というプログラミング言語は、安全性と柔軟性を両立するために設計されており、ブロックチェーン業界における言語設計の新たな潮流となりつつあります。 

Aptosの特徴 

参考|Aptos Labs公式HP

Aptos(アプトス)が数ある仮想通貨・ブロックチェーンプロジェクトの中で特に注目を集めているのには、明確な技術的な強みがあるからです。 

仮想通貨の世界は、一見すると派手な価格変動ばかりが目立ちます。

しかし、Aptosのように“中身”にしっかりとした技術力があるプロジェクトは、それほど多くありません。

ここでは、Aptosの主な3つの特徴を、初心者にも分かりやすく丁寧に解説していきます。 

独自のプログラミング言語「Move」 

まず最初に知っておきたいのが、Aptosが使っている独自のプログラミング言語

Move(ムーブ)」

についてです。 

Moveは、元々Facebook(Meta)が開発していたDiemプロジェクトの中で、

「ブロックチェーンにおけるスマートコントラクトの課題を解決する」

ことを目指して作られました。 

スマートコントラクトとは? 

スマートコントラクトとは、簡単に言えば「自動で動く契約書のようなもの」です。

仮想通貨の世界では、これを使って「この条件がそろったら自動で支払いを実行する」など、中央管理者なしで動くサービスを実現しています。 

代表的なのは、イーサリアムのSolidityという言語を使ったスマートコントラクトですが、実は安全性の面で多くの課題があり、過去には何十億円規模のハッキング事件も起きました。 

Moveの革新性とは? 

Moveは、これらの課題に正面から立ち向かう形で開発されました。 

リソース指向プログラミング
Moveでは「トークン」や「契約」などをデータとしてではなく“資産(リソース)”として厳密に扱うことができます。
これにより、二重送金や不正な複製といったリスクを極限まで減らせます。

安全性の強化
Moveは、実行前にコードの内容を検証する「静的型検査」などのセーフガードが標準で備わっており、未然にバグや脆弱性を見つけられるのです。

拡張性と再利用性
Moveはモジュールベースで設計されているため、開発者が一度作った機能を他のプロジェクトでも活用しやすい構造になっています。 

たとえて言えば、Moveは「鍵が何重にもかかった金庫にしか資産を入れられない」ような仕組み。

だからこそ、セキュリティに非常に強いのです。 

他の言語との違いをざっくり比較 

特徴 Move Solidity(イーサリアム) 
資産の管理 リソースとして明示的に管理 データとして管理 
安全性 非常に高い(バグ防止機能あり) 中程度(開発者に依存) 
習得難易度 やや高いが直感的 学習は簡単だが落とし穴多め 

Moveは、

堅牢性」「安全性」「未来への拡張性

という点で非常に優れているため、今後多くの開発者がMoveに注目し、Aptos上での開発が加速する可能性があります。 

高いトランザクション処理能力 

次に紹介するのは、Aptosが誇る異次元の処理能力です。

ここがまさに、他の仮想通貨と差をつけている部分でもあります。 

ブロックチェーンの悩み「処理速度の限界」 

イーサリアムやビットコインなどの初期のブロックチェーンは、その性質上取引の処理速度が遅いという致命的な弱点がありました。

■ビットコイン:1秒間に約7件

■イーサリアム:1秒間に約30件

■Solana(高速チェーン):1秒間に数千件 

日常的な決済や大規模なDAppsを支えるには、これでは不十分。

たとえばクレジットカード会社のVISAは、毎秒約65,000件の処理が可能だと言われています。 

Aptosの並列処理エンジン「Block-STM」 

そこでAptosが導入したのが、

「Block-STM(Software Transactional Memory)」

という並列処理エンジンです。 

通常のブロックチェーンは、一つ一つ順番にトランザクション(取引)を処理します。

しかしAptosは、複数の処理を同時に走らせて効率よく完了させることで、最大で1秒間に160,000件(16万件)という超高速処理を実現可能にしています。 

まさに「マルチタスクの神」。

複数のレーンを同時に走れる高速道路のようなイメージです。 

速度だけでなく「最終性」も速い 

Aptosのもう一つの強みは、

「処理が確定するまでの時間」=ファイナリティ(Finality)

が速いことです。 

多くのブロックチェーンでは、取引が承認されても「本当に確定したか」は数秒〜数分待たないとわかりません。

ですが、Aptosでは1秒以下で最終性が保証されます。 

つまり、Aptosはただ速いだけでなく、「即時決済」にも向いているブロックチェーンなのです。 

コンセンサスアルゴリズム「Aptos BFT」 

仮想通貨にとって、「取引が正しいことをどう証明するか」は非常に大事なポイントです。

これを決めるのがコンセンサスアルゴリズム(合意形成メカニズム)です。 

Aptosでは、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)をベースにしつつ、独自に改良を加えた「Aptos BFT」というアルゴリズムを採用しています。 

BFTとは? 

「BFT」は「Byzantine Fault Tolerance(ビザンチン障害耐性)」の略で、たとえ一部のノード(参加者)が不正をしたり、ダウンしていても、全体としては正しい処理を進めることができる仕組みです。 

BFTの考え方は、古代の「ビザンチン問題」から来ています。

つまり、

「いくつかの拠点が互いに通信し合いながら、

誰かが裏切っても作戦を成功させるにはどうすれば良いか?」

という話。 

この「どんな状況でも正しい判断ができる」仕組みは、ブロックチェーンにとって命とも言える要素です。 

Aptos BFTの強み 

AptosのBFTは、以下のような特徴を持ちます。

✅ ノード間で「事前に予測される失敗」に備えた設計 

ノードの変更やネットワークの遅延にも強い 

✅ コンセンサスの成立が高速(1秒未満で完了)

これにより、高速かつ安全なブロック生成が可能となっており、DAppsのようなリアルタイム性が求められるサービスでも安心して使える基盤となっています。 

ステーキングにも対応 

AptosはPoSモデルのため、APTトークンを保有してステーキング(預け入れ)することで、ネットワークの運営に貢献し、報酬を得ることができます。

これも、長期的にプロジェクトを支える「信頼の仕組み」の一部です。 

項目 特徴 メリット 
プログラミング言語 Move 高い安全性・再利用性 
処理性能 最大16万TPS 圧倒的なスピード 
合意形成 Aptos BFT(PoS) 高速・安全・柔軟性あり 

Aptosの最新動向 

日本市場への参入 

Aptosが2024年後半に入り、大きく動き出した市場があります。それが日本です。これまでAptosはグローバル市場を中心に展開してきましたが、日本市場に本格的にアプローチし始めたことで、今後の成長において新たな局面を迎えようとしています。 

「IVS Crypto 2024 KYOTO」での存在感 

その象徴的な出来事が、2024年7月に京都で開催された『IVS Crypto / JBW Summit』です。

このイベントは、日本国内外のWeb3企業やプロジェクト、VC、メディア関係者が集結する、いわば「日本のWeb3の祭典」のようなものでした。 

ここに、なんとAptos LabsのCEO モー・シャイフ(Mo Shaikh)氏が来日し、登壇したのです。

これは単なるゲストではなく、日本市場への明確な意志を示す行動だと感じました。 

彼の講演では、以下のようなことが語られました。

✅️Aptosが目指すのは「真にグローバルで、持続可能なWeb3の基盤

✅️日本の開発者コミュニティや法制度への敬意

✅️「日本を重要なパートナー」として捉えている

 モー氏のメッセージには、プロジェクトのトップとしての信念と、日本市場への本気度がにじみ出ていました。 

日本は「Web3インフラの実験場」になり得る 

Aptosが日本に注目する理由は明確です。それは、日本が世界的にも珍しい「Web3に前向きな法制度と、成熟した消費者市場を持つ国」だからです。 

たとえば、金融庁は暗号資産交換業者を厳しく規制していますが、そのぶん透明性が高く、ユーザー保護の体制も整っています。

Aptosのように長期的に信頼を築いていきたいプロジェクトにとって、日本市場は非常に相性が良いのです。 

また、日本にはソーシャルゲーム文化やキャラクターIPの土壌があり、NFTやトークンを活用したエンタメとの親和性も高い。

その中でAptosは、ゲーム系DAppやクリエイター向けのサービスを日本で拡大していく可能性があります。 

コミュニティイベントも活性化中 

さらに最近では、東京や大阪でAptos関連のミートアップやハッカソンも開催されるようになり、開発者コミュニティが少しずつ形成され始めています。 

「Aptos Japan」として動く有志のエンジニアグループも立ち上がりつつあり、日本語のドキュメント整備や翻訳活動なども進んでいます。 

これからAptosは、単なる「海外の技術」にとどまらず、日本のブロックチェーンコミュニティと手を取り合って進化していく、「国内に根ざしたグローバルプロジェクト」になるかもしれません。 

テザー社との提携 

もうひとつの大きな動きが、ステーブルコインの大手「テザー社」との提携です。これはAptosにとって、インフラ面での強化を象徴する重要なニュースです。 

USDTとは何か? 

テザー社(Tether Limited)が発行している「USDT(テザー)」は、世界最大規模のステーブルコインです。 

参考|Tether Limited 公式HP

ステーブルコインとは、米ドルなどの法定通貨と1対1の比率で価値を維持する仮想通貨のことで、価格の安定性が特徴です。 

✅️仮想通貨の売買・送金で使いやすい

✅️決済や資産保管の“逃げ場”として機能する

✅️通貨としてのユースケースが広がりやすい

仮想通貨の“入口”として、あるいは“価値の保管庫”として、多くのユーザーがUSDTを利用しています。 

AptosでUSDTが使えるようになる意味 

2024年10月、テザー社はAptos上でUSDTをローンチすることを正式に発表しました(出典:CoinPost)。 

これにより、Aptosのブロックチェーン上で、以下のことが可能になります。

✅️USDTを使った高速・低コストの送金

✅️Aptos DAppsでの決済手段として利用

✅️DeFi(分散型金融)プロジェクトへの組み込み

特に注目すべきは、「USDTという世界共通通貨」がAptosの上で動くことで、グローバルな利用性が一気に広がるという点です。 

これまでは、Aptos内での取引にAPTや他のトークンを使うしかありませんでしたが、USDTの導入によりユーザーが馴染みのある通貨で簡単にやり取りできるようになります。 

Aptosのエコシステムにとってのブースター 

USDTはただの通貨ではありません。それは、Aptosエコシステム全体の“潤滑油”として機能します。 

たとえば、

✅️NFTマーケットプレイスでのUSDT決済

✅️分散型取引所(DEX)でのペア通貨としての使用

✅️複数チェーン間の資金移動の橋渡し(クロスチェーン)

 といった、エコシステムを動かす燃料の役割を果たすのです。 

エコシステムの拡大 

Aptosは今、単なるブロックチェーンプラットフォームから、「エコシステム」という形で進化しようとしています。 

つまり、「ただの技術」ではなく、「技術を使ったサービスやアプリケーション」が次々とAptos上に誕生してきているのです。 

DeFiプロジェクトの増加 

現在、Aptos上には以下のような分散型金融(DeFi)プロジェクトが続々と誕生しています。

✅️Liquidswap
Aptos初のDEX(分散型取引所)

✅️Thala Labs
ステーブルコインと自動マーケットメイカー

✅️Aries Markets
レンディングとトレーディングの統合プラットフォーム

これらはすべて、Moveで書かれており、安全性の高い取引体験を提供しています。

Aptosの高速処理と組み合わせることで、ストレスの少ないDeFi体験が実現しつつあります。 

NFT・ゲーム領域の広がり 

また、NFTマーケットプレイスとしては「Topaz」が存在感を高めています。

参考|Topaz Labs 公式HP

Aptos独自のアートコレクションやデジタルアイテムが活発に売買されており、今後さらに日本やアジア圏のアーティストが参加する可能性も高いです。 

ブロックチェーンゲームの開発基盤としても注目されており、「Move Studio」などの開発ツールを使ってゲーム開発が行われています。 

開発者・企業との連携も進行中 

Aptos Labsは、開発者支援にも積極的で、

✔グラント(助成金)による資金支援

✔ハッカソンの開催

✔学習リソースの提供(ドキュメント、チュートリアル) 

などを通じて、エコシステムの“土台”を着々と整えています。 

さらには、韓国の最大級メッセージアプリ「カカオトーク」と連携する話も出ており、メインストリームへの浸透も視野に入ってきています。 

ここまでのAptosの動きを見ると、2022年のローンチからわずか数年で、大きな進化と方向転換をしているのが分かります。 

最新動向 ポイント 
日本市場参入 親和性が高く、法制度が整った成長マーケット 
USDT導入 実用性・利便性を一気に向上させる起爆剤 
エコシステム拡大 DeFi・NFT・ゲームなど多分野へ進出中 

Aptosの将来性 

Aptosが注目されている理由の1つは、これまでにない技術や仕組みを備えた“次世代型ブロックチェーン”であること。そしてもう1つが、

「将来、どこまで広がっていくのか?」」

という期待感にあります。 

ここでは、Aptosの将来性を語る上で重要な3つの側面

✅️「資金力」
✅️「Web3への影響力」
✅️「課題解決への姿勢」

——を軸に、深く掘り下げていきます。 

投資家からの評価と資金調達 

まず、プロジェクトの信頼性や将来性を測る上で、外部の投資家がどれだけ資金を投じているかは、非常に重要な指標です。 

Aptosは、この点で間違いなく“合格ライン”を大きく超えています。 

巨額の資金調達実績 

Aptosは、2022年と2023年にかけて、世界有数のベンチャーキャピタルから合計で3億5,000万ドル(約500億円以上)もの資金を調達しています。 

このラウンドに参加した企業には、以下のようなビッグネームが名を連ねています。

✅️a16z(Andreessen Horowitz)
シリコンバレーの超名門VC
FacebookやTwitterなどにも初期出資

✅️Multicoin Capital
Solanaにも出資していたWeb3特化型ファンド

✅️Binance Labs
世界最大の取引所バイナンスの投資部門

✅️Jump Crypto
金融工学に強みを持つ大手トレーディング企業 

これらのVCが出資しているということは、Aptosの技術やビジョンが、金融のプロたちからも高く評価されていることの証です。 

資金はどこに使われているのか? 

調達した資金は、単なる運営費やマーケティングに使われているわけではありません。

むしろ、Aptosは以下のようなエコシステムの育成に注力しています: 

✔開発者へのグラント(資金援助)

✔ハッカソンや勉強会の開催

✔ノード運営者への報酬制度の設計

✔世界各国のコミュニティ支援(特に日本・韓国・アジア圏) 

これは、「ただトークンを売って終わり」の短期的なプロジェクトとは違い、Aptosが長期的な成長と持続性を強く意識していることの現れです。 

VC投資は「次の波」の予兆 

私がこれまで投資で何度も痛い目を見てきた経験から言えるのは、「大手VCが黙って数億円も出資するようなプロジェクトには、必ず“裏付け”がある」ということ。 

Aptosは、その裏付けが「技術力」と「ビジョン」にある数少ないプロジェクトのひとつです。 

Web3エコシステムへの影響 

Aptosが今後さらに成長するために重要な要素。それが、「Web3における影響力」です。 

仮想通貨はもはや単なる“通貨”ではなく、「アプリを動かすための土台=インフラ」としての役割が求められています。 

Web3とは何か? 

Web3とは、簡単に言えば「ブロックチェーンを使って個人が主役になる新しいインターネットの世界」です。 

これまでのWeb2では、Google・Facebook・Amazonのような企業がユーザーのデータを独占して収益化していました。しかしWeb3では、以下のような構造が生まれます。

✔データの所有権はユーザー自身にある

✔アプリの運営ルールはコミュニティが決める

✔利用によって報酬を得られる(トークンエコノミー) 

Aptosは、このWeb3の理想を支える“基盤チェーン”として、今後より重要な役割を担う可能性があります。 

「スピード×安全性」でDAppsの実行環境に最適 

Web3の中でも特に注目されているのが、以下のような分野です。

✔NFTゲーム

✔分散型SNS(例:Lens Protocol)

✔DAO(自律分散型組織)

✔Web3版のLINEやTwitter 

こうしたアプリは、高速で安全な取引処理が求められるという共通点があります。Aptosは、高TPS・Move言語・BFTの組み合わせにより、これらの要件をクリアしています。 

つまり、「Aptosは、将来のWeb3を動かすエンジンになれる」のです。 

現在進行形のパートナーシップ 

すでにAptosは、以下のような連携を進めています。

韓国のメッセージアプリ「Kakao(カカオトーク)」との技術提携

NFTプラットフォーム「Topaz」やDEX「Liquidswap」の開発促進

Google CloudやMicrosoftとの技術協力 

これらは、「Aptosは単なるブロックチェーンではない」という強いメッセージに他なりません。 

参考|Aptos Labs 公式HP

トリレンマ問題への挑戦 

ブロックチェーンには、避けて通れない3つの課題があります。

それが

スケーラビリティ・分散性・セキュリティ

の“三つ巴”とも言える問題で、これをまとめて

「ブロックチェーン・トリレンマ」

と呼びます。 

■ トリレンマとは? 

ブロックチェーン・トリレンマとは、次の3つを同時に成立させるのが非常に難しいという問題です。

☑️スケーラビリティ(拡張性)

☑️セキュリティ(安全性)

☑️分散性(中央に依存しない構造) 

多くのチェーンは、このうちのどれかを妥協しています。

Bitcoin
セキュリティ&分散性は高いが、スケーラビリティが低い

Solana
スケーラビリティ重視だが、分散性が低いと批判されがち

Aptosは「全部取り」に挑戦している 

Aptosは、このトリレンマに対して「すべてを妥協せずに成立させる」という非常に高い目標を掲げています。

✅️並列処理(Block-STM)で高いスケーラビリティを実現

✅️Move言語とAptos BFTで高いセキュリティを確保

✅️PoS構造と世界中のノード分散で非中央集権性を保つ 

特に注目すべきは、トランザクションの“並列処理”をフル活用している点です。

これは、他のブロックチェーンにはほとんど見られない高度な実装であり、「理想に一番近い」設計だと評価されています。 

トリレンマを乗り越えた先にあるもの 

Aptosがこのトリレンマを解決できたとき、それは単なる技術的な達成では終わりません。 

それは、「本当に誰でも使えるブロックチェーン」の実現に他ならないのです。

スマホゲームのような感覚でDAppを使える

国境を超えたリアルタイム送金ができる

Web3サービスが“普通のアプリ”として普及する 

そんな未来を見据えて、Aptosは今、挑戦を続けているのです。 

Aptosのリスクと課題 

競合プロジェクトとの比較 

Aptosの未来を正しく見極めるには、

「他の類似プロジェクトと比べて、どこが強みでどこが弱みなのか?」

を客観的に把握することが欠かせません。 

Aptosは、いわゆる「レイヤー1チェーン(L1)」というジャンルに属しており、この分野は非常に競争が激しいことで知られています。 

■ レイヤー1チェーンとは? 

ブロックチェーンにはいくつかの「階層」があります。

レイヤー1とは、ブロックチェーンそのものの基盤部分を意味します。

代表的な例は以下の通りです。 

プロジェクト 処理速度 開発言語 特徴 
Ethereum △(L2で拡張) Solidity 最大手・開発者が多い 
Solana ◎ Rust 処理速度が高く、安い手数料 
Sui ◎ Move Aptosと近い設計思想 
Avalanche ◯ Solidity互換 柔軟性・高速性 
Aptos ◎ Move 高速・安全・並列処理 

この表からもわかるように、Aptosと似たライバルが複数存在することが見て取れます。 

特に注目すべき競合が「Sui」です。 

AptosとSuiは“兄弟プロジェクト” 

実はSuiも、元Diem(Meta)出身のエンジニアたちによって作られました。両者は同じく「Move」をベースにしており、技術的な発想も非常に近いです。 

では、何が違うのか?

Aptos
順序性のある処理に強い。スマートコントラクトのセキュリティ重視。

Sui
アセットベースの処理に強い。NFTやゲーム分野での自由度が高い。

 このように、「処理の柔軟性 vs. セキュリティ」という設計思想の違いがあり、今後どちらが主流になるかはまだ見えません。 

“後発の不利”をどう克服するか? 

AptosはSolanaやEthereumのような先行プロジェクトに比べ、歴史が浅く、実績も少ないという弱点があります。 

多くのユーザーは「知名度があるから」という理由でEthereumやSolanaに流れてしまいがち。Aptosがこの壁をどう乗り越えるかは、開発者・ユーザーの獲得戦略にかかっています。 

その意味では、今が「仕込み時」でもあり、試されるタイミングでもあると言えるでしょう。 

技術的課題 

Aptosは技術的に非常に優れたブロックチェーンです。しかし、完璧なわけではなく、いくつかの構造的な課題や懸念点も存在します。 

Move言語の習得難易度 

先ほどAptosの強みとして「Move」という独自言語を紹介しましたが、これは裏を返せば「学習コストが高い」という問題にもなります。 

Solidityのような人気言語と比べて、

✔開発者人口がまだ少ない

学習リソースが限られている

コード例やQA情報が見つかりにくい 

特に初心者開発者にとっては、最初のハードルが高く、結果として「Aptosより他チェーンを選ぶ」理由にもなりかねません。 

並列処理の複雑さ 

Aptosは「Block-STM」という並列処理エンジンを使って高速処理を実現しています。これは非常に先進的なアプローチですが、逆に言えば、

実装が複雑

開発者側での最適化が必要

エラーが起きたときのデバッグが難しい 

という、技術的な扱いづらさも抱えています。

つまり、性能を最大限に活かすには、相当なエンジニアリングスキルが必要になるのです。 

テスト環境の整備不足 

また、Aptosのメインネットがまだ比較的新しいこともあり、 

✔サンドボックス環境の整備

✔ネットワーク障害時の対応

✔大規模利用時の負荷テスト 

といった運用面での課題も残されています。

今後ユーザーが増える中で、ネットワークの安定性と回復力が求められる局面は増えてくるでしょう。 

市場の変動性 

最後に、Aptosの価格がもつ“仮想通貨らしいリスク”についても触れておきましょう。

ここは初心者の方にとって一番気になる部分かもしれません。 

APTの価格推移とボラティリティ 

APTトークンは2022年10月にローンチされ、当初から大きな注目を集めました。

AptosUSDローンチ〜2025年3月現在 週足

その結果、上場直後には価格が急騰し、その後大きく下落するという、典型的な「新規トークンのジェットコースター相場」となりました(画像はドル建て)。 

■ 初値
1,000円台 → 一時3,000円近くまで急騰

■ 数週間後
800円台まで急落

■ 現在(2025年3月)
約883円前後で推移 

このように、Aptosは“将来性あるチェーン”と評価されつつも、市場心理に大きく左右される不安定さを持っています。 

なぜ変動が激しいのか? 

仮想通貨は全体的に価格変動が激しい資産クラスですが、特に以下のような要因が重なると、暴騰・暴落が起きやすくなります。

✅️大口投資家の売買(クジラ)

✅️新たな提携や発表(ポジティブ材料)

✅️利確売りや不安材料(ネガティブ材料)

✅️仮想通貨市場全体のトレンド(ビットコインとの連動) 

Aptosはまだ「使われ始めたばかり」の段階であるため、こうした影響を受けやすく、価格が乱高下する傾向にあります。 

リスクカテゴリ 内容 今後のポイント 
競合の存在 SuiやSolanaとの競争 差別化と実績の構築が鍵 
技術面の課題 Moveの習得、複雑な処理構造 学習環境と開発支援の整備 
市場変動 APTの価格ボラティリティ 長期目線とリスク管理が必要 

「リスクを知っていて、なお興味がある」——それは強い信頼の証です。 
それが、Aptosをただの“銘柄”ではなく、“可能性ある技術”として見ていくための、最初の一歩になるはずです。 

Aptosよくある質問 

Aptosについて調べていると、
「これはどういう意味?」
「他の通貨と何が違うの?」
といった疑問が次々に湧いてくると思います。 


ここでは、初心者の方から特によく寄せられる質問を3つピックアップし、シンプルかつ本質的な答えをお届けします。 

Q.Aptosの発行枚数は? 

A.仮想通貨において「発行枚数」はとても大切な要素です。

なぜなら、枚数が多ければ多いほど、1枚あたりの価格が上がりにくくなるからです(需給バランスの話ですね)。 

■ APTトークンの総発行枚数 

Aptos(APT)の総供給量(最大供給枚数)は10億APTです。 

これは公式に発表されているもので、ビットコイン(BTC)の2,100万枚と比べると、かなり多く見えるかもしれません。 

通貨名 最大発行枚数 備考 
Bitcoin(BTC) 2,100万枚 物理的な上限あり 
Ethereum(ETH) 上限なし ただし供給抑制メカニズムあり 
Aptos(APT) 10億枚 計画的にロック解除されていく 

■ ロック解除と供給スケジュール 

APTのうち、多くはまだロック(一定期間売れないように制限)されています

Aptos Labs、創業メンバー、初期投資家、コミュニティ向け報酬などに分配されており、徐々に市場に放出されていきます。

✅️2022年ローンチ時点では、10億APTのうち約13%程度が流通

✅️ロック解除は4年〜10年単位で計画的に行われる

✅️短期で一気に供給が増えるわけではない

このように、Aptosは「市場への過剰な供給」に対して慎重に設計されています。

将来的なインフレ圧力はあるものの、透明性と管理が徹底されている点は好印象です。 

Q.Aptosはステーキングできる? 

A.はい、Aptos(APT)はステーキング可能です。

そしてこの仕組みが、Aptosの「セキュリティと報酬の循環」を支えています。 

■ ステーキングとは? 

ステーキングとは、APTをネットワークに預けることで、ブロックチェーンの運営(取引の承認)に貢献し、報酬を得る行為です。

AptosはProof of Stake(PoS)型のブロックチェーンなので、この仕組みが非常に重要です。 

たとえるなら、「APTを銀行に預けて利子をもらうようなもの」です。ただし、銀行と違って運用リスクも伴います。 

■ 具体的なステーキングの方法

✅️APTを保有する(ウォレットに入れる)

✅️ステーキング対応のウォレット or 取引所を利用
例:Martian Wallet、Keystone Wallet、Binanceなど

✅️バリデーターを選ぶ
これは取引を承認する人。信頼性や報酬率で選びます。

✅️APTをステークする(預け入れる)
報酬率は時期によって変動しますが、おおよそ年利5%〜8%程度が目安です。

■ ステーキングの注意点

☑️ステーキング期間中はAPTを引き出せない(一定期間ロックされる)

☑️バリデーターの信頼性によって報酬が変動する

☑️セキュリティリスク(ウォレット管理)も自己責任

私の経験では、
大手取引所のステーキングプログラムを使う
ことで、初心者でも比較的安心して運用を始められます。 

Q.Aptosは将来性ある? 

A.これは、最も多く寄せられる質問です。結論から言えば、

「将来性は十分にあるが、慎重な目線も必要」

というのが私の率直な答えです。 

将来性があると考える理由 

✅️技術力の高さ
Move言語、並列処理、Aptos BFTなど、独自かつ革新的なアーキテクチャ。 

✅️強力な資金力と開発陣
Meta出身者によるチームと、世界最大級のVCの出資。 

✅️エコシステムの成長
DeFi、NFT、ゲーム領域で次々にアプリが誕生。

✅️日本市場への注力
モー・シャイフCEOの来日登壇、日本語ドキュメントの整備など。

これらの点を見る限り、Aptosは“ただの流行りモノ”ではなく、本気でWeb3の未来を支える基盤チェーンを目指していることが伝わってきます。 

ただし、リスクは常に存在する

✔ライバルのSuiやSolanaとの競争

✔トークンのロック解除に伴う価格変動

✔開発者やユーザーが定着するかどうか

 私はこれまで多くのプロジェクトに期待しては裏切られてきました笑

だからこそ、Aptosにも希望は抱きつつも、過度な期待や短期投機ではなく、長期的視点でじっくり付き合っていく姿勢が大切だと感じています。 

まとめ:Aptosは将来性がないのか? 

✅️AptosはMeta(旧Facebook)出身者が立ち上げた高性能ブロックチェーン 
 → Diemの技術を引き継ぎ、安全性とスピードを兼ね備える。 

✅️独自言語「Move」や並列処理で、他チェーンにない強みを持つ 
 → 高速・安全・開発効率の三拍子が揃った設計。 

✅️日本市場への参入やテザー社との提携など、実用面でも前進中 
 → イベント登壇、コミュニティ形成、USDT導入などが進行。 

✅️将来性は高いが、競合や市場変動などのリスクも存在する 
 → SuiやSolanaとの違い、ステーキング制度、価格の乱高下に注意。 

✅️Aptosはステーキング可能で、使いながら応援できるプロジェクト 
 → 長期目線でじっくり関わることで、技術革新の一端を担える。 

Aptosは、“ただの仮想通貨”ではありません。 
それは、失敗の経験を糧に、再挑戦から生まれた技術の結晶です。 

Moveという新しい言語。並列処理による高速トランザクション。世界中の開発者や企業が関わるエコシステム——

そのすべてに、未来をつくる本気の意志を感じます。 

もちろん、リスクがないわけじゃありません。 
でも、だからこそ、理解して・関わって・見届ける価値がある。 

このブログが、あなたの仮想通貨との向き合い方を変える、ひとつのきっかけになれたら嬉しいです。 
未来は、選んだあなたと、技術のチカラで変わっていきます。 

************

暗号資産(仮想通貨)取引所は信頼と実績で選びましょう。

登録はもちろん無料です。

仮想通貨取引所『SBIVC』口座開設プロモーション