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ビットコイン、暗号資産に将来性がない理由を投資家目線で考察してみた

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暗号資産(仮想通貨)について、 

☑️「最近ビットコインが暴落したって聞いたよ」 
☑️「仮想通貨ってもう終わったんでしょ?」 
☑️「危ないんじゃない?」 
☑️「将来性なんかないでしょ」 

このようなイメージをお持ちの方、多いのではないでしょうか? 

私もYoutubeやweb記事などで、このようなネガティブな話をよく見聞きします。 

こんな話を聞くと、 

「暗号資産、大丈夫かな?」 
「ほんとうに資産になるの」 

と不安になってしまいますよね。 

このギモンを株式投資歴20年、仮想通貨歴7年の僕が解説します。 

今回の記事では、 

✅️「暗号資産はオワコンなのか?」 
✅️「暗号資産に将来性はあるのか?」 

といったお悩みにたいして、わかりやすく説明します。 

この記事を読むと、 

「暗号資産の有用性」 

「暗号資産の資産価値」 

がわかって、暗号資産に対する情報をアップデートすることができます。 

おすすめの取引所もカンタンに紹介していますので、ぜひ最後まで御覧ください。 

 

かず

執筆者 かず 

株式投資20年以上、日経先物トレーダー 
仮想通貨7年以上、長期投資メイン 
現在ビットコインはじめ、複数のアルトコインを保有 

ちなみに暗号資産と、仮想通貨、暗号通貨は全て同じ意味です。 

ここでは呼称を「暗号資産」に統一して書いていますのでご了承下さい。 

「暗号資産に将来性がない」3つの理由 

結論:時期によります 

ビットコインや暗号資産に将来性がないと感じる理由は、その時期や市場の状況によるものが大きいです。 

一般的に、ビットコインや他の暗号資産の価格が上昇しているときには、このようなネガティブな話題はあまり出ません。

逆に、価格が下落しているときには、「将来性がない」といった声が多くなります。これはどの市場でも同じです。 

例えば、日本株も同様です。 

かつては 

「これ以上伸びない」 

「投資する価値がない」 

「失われた20年」

と言われ、株価が伸び悩む期間がありました。 

しかし、その後の市場の回復を見ればわかるように、一時的な下げ局面では必ずしも将来性が失われるわけではありません。 

このようなネガティブな言葉を耳にしたときには、現在の市場が下落しているのかもしれないと考えるのが良いでしょう。人々は価格の動きや市場の心理に影響されやすいものです。

その時の風潮が、感情論になっていないか、見極めなければいけません。 

一時的な不安や悲観的な見解に惑わされることなく、冷静に市場を分析することが重要です。 

ビットコインや暗号資産の将来性は、技術の進化や法規制の変化、市場の成熟度など多くの要因によって変わります。

そのため、現在の状況だけで判断するのは時期尚早です。 

将来性があるかどうかを見極めるためには、長期的な視点と多角的な分析が必要です。 

①通貨としての可能性 

ビットコインや他の暗号資産が将来、お金と同じように使われるかというと、現実的には難しいかもしれません。

以下にその理由を詳しく説明します。 

まず、暗号資産は今のところ、現金やクレジットカードと同じように日常的な支払い手段として広く使われているわけではありません。

一部のオンラインショップや特定の店舗で使えるところもありますが、まだまだ限られています。 

また、暗号資産は価値の変動が激しいため、毎日の買い物に使うには不安定です。

例えば、今日と明日ののビットコインの価格が大きく変わっていることがありえます。 

これでは、安定した取引が難しくなります。 

さらに、CBDC(中央銀行デジタル通貨)の存在も、通貨としての暗号資産の普及を阻む要因となっています。 

CBDCは、国が発行するデジタル通貨です。 

これにより、政府が通貨の安定性を保証し、法定通貨として扱われます。

国は通貨発行権を持っており、これを手放すことは国家の基本的な運営に関わる重大な問題です。 

そのため、政府は自らの通貨を発行し続け、暗号資産がそれに取って代わることは難しいでしょう。 

また、全ての取引を暗号資産に置き換えることも現実的ではありません。

現在、私たちはクレジットカード、電子マネー、現金など、さまざまな支払い手段を使っています。

これらはそれぞれに利便性があり、完全に暗号資産に置き換える必要はありません。 

暗号資産は、これらの既存の支払い手段と共存する形で利用されていくと考えられます。

例えば、電子マネーは日常の小さな支払いに便利で、クレジットカードは大きな買い物に使われるといったように、用途に応じて使い分けられます。 

暗号資産、特にビットコインは、投資や資産の保全手段としての役割が大きいです。

これは、金や株式と同じように、将来的に価値が上がることを期待して保有されるものです。 

ですから日常の通貨としての利用には限界があるのです。 

そのため、暗号資産が将来すべての通貨を置き換えることはないと僕は考えています。 

以上の理由から、ビットコインや他の暗号資産が通貨として広く利用される未来は考えにくいと言えるでしょう。

日常的な支払い手段としての普及は限定的です。 

とはいえ、2024年以降、エルサルバドルや中央アフリカ共和国といった国では、ビットコインを「国の正式なお金」として使い始めました

お店での支払いなど、日常の買い物にも使われています。

さらに、アメリカでは2024年1月に「ビットコイン現物ETF」という金融商品が初めて認められ、大きな投資会社などもビットコインに本格的にお金を入れ始めています

こうした動きから、ビットコインはただの投機対象ではなく、「通貨」や「資産」としての信頼を少しずつ高めていると言えます。

②値動きの激しさ 

暗号資産市場は値動きが激しく、投資家にとって非常にリスクが高い市場です。

この理由は、暗号資産のボラティリティ(価格変動性)が非常に大きいからです。

具体的には、ビットコインなどの暗号資産は短期間で大きく価格が変動することが頻繁に起こります。 

例えば、ビットコインの価格は1年単位で大幅に変動することがあります。

ある年には価格が急激に上昇することもありますが、その後、短期間で急落することも珍しくありません。 

ビットコイン日足チャート(2023年7月〜2024年7月)
引用:TradingView

上昇には時間がかかる一方で、下落は一瞬で下げるため、「これって大丈夫なの?」と不安を感じるのも当然です。 

また、暗号資産市場はまだ成熟していない市場であり、価格が外部要因に影響されやすいのも特徴です。

規制の変化や技術的な進展、さらには社会的な認識の変化などが価格に大きな影響を与えます。 

これにより、市場の予測がむずかしく、投資家にとってはさらなるリスク要因となります。 

ですから、暗号資産市場の値動きの激しさは投資家にとって大きなリスクです。

確かに高いリターンが期待できるかもしれませんが、その分、資産が短期間で大幅に減少するリスクも非常に高いのです。 

2025年5月の時点で、ビットコインは1,600万円前後という高い価格を保っていますが、2025年2月には、大手取引所Bybit(バイビット)がハッキングされたことや、アメリカの関税の影響でインフレの心配が広がったことで、ビットコインの価格が一時的に下がりました

こうした出来事からも、暗号資産は価格の変動(ボラティリティ)がとても大きいことがわかります。

暗号資産に投資する際には、このリスクを十分に理解し、慎重に判断することが求められます。 

③無価値になる暗号資産もある 

暗号資産には将来性がない理由の一つとして、「無価値になる暗号資産」があるのではないかということが挙げられます。 

それに対する答えは、 

無くなるものもある」 

となります。 

それは、世界中に存在する何千もの暗号資産の全てが生き残れるわけではないからです。

多くの暗号資産はその存在意義が不明確であり、実際にどのような価値を提供しているのか分からないものが多数存在します。 

例えば、ビットコインやイーサリアムなど、一部の暗号資産は広く認知されており、一定の用途や価値を持っています。 

しかし、その一方で、名前すら聞いたことがないような暗号資産が無数に存在します。

これらの暗号資産は、「爆あげ」するかも知れないという意味において、とても魅力的に見えるかもしれません。 

ただ実際には何のために存在しているのかよく分からないため、最終的には無価値になる暗号資産があるのも事実です。 

またドージコインなどのように、気楽にジョークで作られる通貨もあります。 

これも暗号資産の一部であり、文化であり面白いところでもあります。 

全てのものが生き残るわけでないことは暗号資産に限ったことではなく、どの分野においても同じではないでしょうか? 

例えば、新しいスタートアップ企業の中でも、成功するのは一握りであり、多くの企業は市場から淘汰されてしまいます。 

同様に、暗号資産市場でも、競争が激しく、多くの暗号資産が生き残れない可能性が高いのです。 

ですから、そのような暗号資産への投資は、無価値になるリスクがあると考えるべきです。投資家は、どの暗号資産が実際に価値を持ち続けるのかを見極めながら、慎重に投資を行う必要があります。 

「暗号資産に将来性がない」への3つの反論 

①投資対象としての暗号資産 

暗号資産が投資対象として認識されている理由は、その長い歴史と大きな市場規模にあります。 

ビットコインは2009年に発行され、すでに15年の歴史を持っています。

この間、ビットコインは投資家の注目を集め、2024年3月5日にはビットコインの時価総額が1兆3500億ドル(約202兆円)を超え、主要な貴金属である銀(約1兆3600億ドル)に並ぶまでに成長しました。 
引用:日経新聞 

ビットコインは、その普及度合いにかかわらず、既に投資対象としての地位を確立しています。

市場での価格変動が大きいことから、下落しているときには「暗号資産に将来性がない」といった話題が出てきますが、これは多くの投資家が利益を得ていないときによく耳にする話です。 

しかし、誰かが損失を出している時は、別の誰かが利益を出しているのが市場の原理です。

相場は「上げれば下がり、下がれば上がる」というサイクルで動いており、一時的な価格下落は必ずしも将来性がないことを意味しません。 

このように、ビットコインはその歴史と市場規模から、確固たる投資対象としての地位を築いています。

市場の変動性が高いことからリスクもありますが、その分、高いリターンを期待できるのも事実です。

暗号資産に投資する際には、このリスクとリターンのバランスを理解し、慎重に判断することが求められます。 

②暗号資産の利用価値 

暗号資産を大きく2つに分けると、 

価値・資産としての意味合いが強いもの(ビットコインなど) 

➤ 様々な利用価値を備えているもの(イーサリアムなど) 

に分類されます。 

例えば、ビットコインはデジタルゴールドとしての価値を持ち、イーサリアムはスマートコントラクトという技術を活用しています。 

スマートコントラクトとは、プログラムされた契約条件が自動的に実行される仕組みであり、金融取引や不動産取引など多岐にわたる分野で利用されています。

また、NFT(非代替性トークン)も注目を集めており、デジタルアートやゲームアイテムの所有権を証明するために使われています。 

大阪万博2025では、この暗号資産技術(NFT)が活用される予定です。 

参考: EXPO2025 

このような実装例を見ると、暗号資産の技術がどれだけ広範囲で利用されているかがわかります。 

これらの機能やサービスは今後ますます普及していくと考えられます。

暗号資産の技術は進化を続けており、新しいサービスや用途が次々と開発されているからです。 

このように、暗号資産の利用価値はますます高まり、私たちの日常生活にも深く関わるようになるでしょう。 

③暗号資産の価値 

暗号資産は大きな価値を持つ資産と位置づけられています。 

暗号資産がゴールドと同じく資産として保有されているためです。 

ビットコインは「デジタルゴールド」と呼ばれ、その価値は金と同様に投資対象として評価されています。 

まず、ビットコインは限られた供給量を持ち、これが希少性を生み出しています。

金と同じように、その希少性が投資家にとって魅力となり、価格が上昇する要因となっています。 

実際に、多くの投資家がビットコインを保有し、その価格を高めています

市場での需給関係によってビットコインの価値は決まります。金もビットコインも、価格をつけているのは投資家であり、その需要が価格を支えています。 

例えば、経済不安が高まると、金と同様にビットコインの価格が上昇することがあります。これは、投資家がビットコインをひとつの資産として評価し、保有するためです。 

特にビットコインは、資産としての価値が大きいと言えます。 

将来的には、さらに多くの人々が暗号資産を投資対象として認識され、その価値が一層高まることが予想されます。 

ビットコインやその他の暗号資産は、投資家にとって魅力的な資産であり、投資対象なのです。 

将来性のない暗号資産? 

それでは、暗号資産を代表する3つの通貨を例に、その概要と将来性について考察してみます。 

①ビットコイン 

ビットコインは、2009年に「サトシ・ナカモト」と名乗る人物が作った世界初の暗号資産(仮想通貨)です。

ビットコインは政府や中央銀行によって管理されるのではなく、世界中のコンピュータによって運営される分散型のデジタル通貨です。 

ビットコインを使うと、銀行を通さずに人から人へ直接お金を送ることができます。これは「ブロックチェーン」という技術によって可能になっています。 

また、ビットコインはその希少性から「デジタルゴールド」と呼ばれ、投資の対象としても人気があります。 

ブロックチェーンとは 

取引データをブロックと呼ばれる単位で記録し、それを連鎖的に繋げた分散型のデジタル台帳」のこと 

ネットワーク上の多数のコンピュータによって管理され、新しい取引が確認されるたびに取引記録が更新される 

データの改ざんに強く、透明性とセキュリティを確保する仕組み 

ビットコインに将来性がある理由 「知名度と信頼性」 

 ビットコインは最初に誕生した暗号資産(仮想通貨)で、多くの人に知られています。 

これにより、「デジタルゴールド」としての位置付けが確立され、投資家にとって価値の保存手段として認識されています。 

また、ビットコインは分散型のネットワークで運営されているため、中央の機関による管理がなく、検閲や制約を受けにくいという特徴があります。 

さらに、多くの企業や金融機関がビットコインを受け入れ始めています。 

ビットコインETFなどはその良い例です。 

2024年1月10日、現物を運用対象とする11本のETF(上場投資信託)がアメリカSECに承認されました。 
引用:NRI Point of グローバル金融市場 

ETF(上場投資信託)とは

証券取引所に上場している投資信託のこと 

このように金融市場でも利用の幅が広がっています。 

こうした理由が、ビットコインの将来性の裏付けになっています。 

ビットコインについて詳しくはこちらを参考にしてください。 

②イーサリアム 

イーサリアムは、2015年に「ヴィタリック・ブテリン」が中心となって開発した暗号資産(仮想通貨)です。 

イーサリアムもビットコインと同じくブロックチェーン技術を使っていますが、大きな違いがあります。 

それは、イーサリアムのブロックチェーンが単に取引を記録するだけでなく、「スマートコントラクト」と呼ばれる自動契約機能を持っていることです。 

この機能を利用して、様々なアプリケーションが開発されており、イーサリアムは単なる通貨以上の役割を果たしています。 

イーサリアムに将来性がある理由 「スマートコントラクトと多機能性

イーサリアムはビットコインと異なり、「スマートコントラクト」という機能を持っています。 

スマートコントラクトは、条件が満たされると自動的に契約が実行される仕組みで、多くの新しいアプリケーションやサービスを生み出しています。 

金融取引、ゲーム、デジタルアートなど、さまざまな分野で活用されています。 

例えば、 

CryptoKitties  
スマートコントラクトによる課金処理を実装したゲームです。  

REX  
イーサリアムのブロックチェーンとスマートコントラクト技術を利用した不動産取引サービスです。 

Finney  
スマートフォンでBancor Networkを利用した取引を利用できます。  

Mijin  
書類作成の履歴をブロックチェーンで永久に記録するプライベートのP2Pネットワークです。 

District0x  
分散されたマーケットプレイスとコミュニティの集合体で、Ethereumネットワークを利用したスマートコントラクトにより売買契約の処理を行うことができます。  

Digix DAO (DGD)  
現物の金をトークンとして扱うサービスです。 
スマートコントラクトを使用して不動産取引の手数料や信頼性を担保しています。 

さらに、イーサリアムは技術の改善に努めており、取引速度の向上や手数料の削減を目指しています。 

こうした技術的な優位性と幅広い応用範囲が、イーサリアムが将来性のある理由になっています。 

イーサリアムについて詳しくはこちらを参考にしてください。 

③XRP

XRPは、2012年に「リップル社」が開発した暗号資産(仮想通貨)です。 

リップル(XRP)の目的は、国際送金を迅速かつ低コストで行うことです。 

国際送金は、今でも数日かかることがあり、手数料も高いですが、XRPを使うと数秒で送金が完了し、手数料も非常に低くなります。 

リップルネットというプラットホーム上で使用されるのがXRPです。そしてリップルネットには多くの銀行や金融機関が参加しており、XRPを使った送金システムを活用しています。 

XRPの特徴は、そのスピードとコストの低さですが、リップル社が大部分のXRPを保有しているため、分散性の点で他の暗号資産(仮想通貨)と比べて批判されることもあります。

それでも、国際送金の効率化において、実用性が高い暗号資産(仮想通貨)です。 

XRP 将来性がある理由 「高速かつ低コストな国際送金システム」 

 XRPは、主に国際送金の効率化を目的としています。 

従来の国際送金は時間がかかり、手数料も高いですが、XRPを使うと数秒で送金が完了し、手数料も非常に低くなります。 

このため、多くの銀行や金融機関がリップルネットに参加しており、すでに利用されています。 

リップルネットに参加している金融機関や企業はすでに300社を超えていて(2022年時点)、いくつか例を上げると、  

■アメリカ  
JPモルガン  
バンク・オブ・アメリカ  
バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ 
など  

■イギリス  
RBS(ロイヤルバンク・オブ・スコットランド)  
バークレイズ 
HSBC(エイチエスビーシー) 
など  

■日本  
みずほ銀行  
三井住友銀行  
三菱UFJ銀行
など 

と大手も含まれており、日本の3大メガバンクもオフィシャルパートナーになっています。 

リップル社の強力な支援と技術開発もあり、XRPは金融業界での利用が進んでいる暗号資産です。 

価格が上がらないといわれるXRPですが、すでに多くの国家や大手企業と連携し、プロジェクトを推進しています。その規模はあまりに巨大で、それがなぜ価格に反映されないのかよくわからない、本当に不思議な通貨です。 

これがXRPの将来性がある理由です。 

XRPについて、詳しくはこちらを参考にしてください。 

暗号資産に将来性はない?今後の見通し 

ここまで見てきたように、暗号資産は投資対象としての地位を確立し、利用価値も高く、さらに資産としての価値も認められています。このように、暗号資産には将来性があると考えられるのです。 

暗号資産は資産として今後さらに定着していく可能性があります。 

ビットコインはその代表例であり、「デジタルゴールド」として今後ますます認知されて行くと考えられます。金と同様に、その希少性と投資家からの需要によって今後も価値が保たれるでしょう。 

イーサリアムやXRPなども、それぞれ独自の用途や技術により、将来的な資産価値が期待されています。 

しかし、暗号資産にはボラティリティ(価格変動性)の大きさという特徴があります。 

例えば、ビットコインの価格は短期間で大きく変動することが多く、投資家にとってはハイリスク・ハイリターンの投資対象となります。このボラティリティの大きさは魅力である一方、初心者には注意が必要です。 

短期間で大きな利益を得ることも可能ですが、同様に大きな損失を被るリスクもあるため、慎重な投資が求められます。 

そして暗号資産への投資は、タイミングが非常に重要です。 

安く買って高く売る」という投資の鉄則を守ることが重要になります。 

例えば2020年のコロナショックの際にビットコインの価格が急落しました。 

ビットコイン日足チャート(2020年1月〜7月)
引用:TradingView

その後、急回復しているのですが、大きな利益を得た投資家が多くいる一方で、高値づかみをして損失を出した投資家も少なくありません。 

このように、市場の変動を見極めて適切なタイミングで投資を行うことが、暗号資産投資の成功につながります。 

今後の見通しとして、暗号資産はさらに普及し、資産としての地位を固めていくでしょう。ビットコイン、イーサリアム、XRPなどの主要な暗号資産は、今後も多くの投資家に支持され続けると考えられます。 

また、スマートコントラクトやNFTの技術も発展を続け、暗号資産の利用価値がさらに高まることが予想されます。 

さきほど例として、2025年の大阪万博で暗号資産技術が活用されるとお伝えしました。 

このような身近な話になると、暗号資産の技術がどれだけ広範囲に応用され、普及しているかが実感できるのではないでしょうか? 

そして、今後ますますわたしたちの身の回りに普及していくと思われます。 

暗号資産に将来性はない? よくある質問 

Q.暗号資産はハイリスクですか?

A.はい、暗号資産はハイリスクです。  

暗号資産の値段は非常に変わりやすく、一日で大きく上がったり下がったりします。このため、大きな利益を得られる可能性もありますが、同時に大きな損失を被ることもあります。 

また、国により法律があまり整備されていませんから、海外の取引所を利用する際は特に注意しましょう。 

とはいえ魅力的な市場であることは間違いありません。 

投資する際は、しっかりとした知識を持ち、少額で始めるなどの対策をとることが重要です。 

Q.暗号資産の弱点は何ですか?

A.暗号資産の主な弱点として、 

■価格が大きく変動こと 

■技術的な問題 

■市場が不安定 

があげられます。 

 「価格が大きく変わること」 
価格がすぐに変動するため、投資家にとって予測が難しくなります。大きな利益を得るチャンスがある一方で、大きな損失を被るリスクもあります。 

「技術的な問題」 
ハッキングのリスクやセキュリティの脆弱性が挙げられます。過去には、大規模なハッキング事件で多くの暗号資産が盗まれた例もあり、技術的なセキュリティ対策が不十分だと大きな損害を被る可能性があります。 

また、ブロックチェーン技術自体もまだ新しく、完全には成熟していないため、技術的な問題が発生することもあります。 

「市場が不安定」 
暗号資産の価格は大きく変動しやすいです。 

そして暗号資産の市場は比較的新しく、参加者がまだまだ少ないため、一部の大口投資家(いわゆるクジラ)が価格に大きな影響を与えることがあります。 

そのため、価格が急に上がったり下がったりすることがあり、投資判断が難しくなります。また、暗号資産はSNSでの発信や噂、有名人の発言によっても価格が影響されやすく、これも市場が不安定になる要因になっています。 

Q.暗号資産はなぜ儲かるのでしょうか?

A.価格が大きく変わるため、短期間で大きな利益を得るチャンスがあるからです。 特に新しい技術やニュースがあると、価格の急上昇が起こったりします。 

多くの暗号資産は発行枚数が決まっており、供給が限られています。そのため人気が高まり需要が増えると、価格が上昇しやすくなるのです。 

例えば、ビットコインは最大発行枚数が2100万枚と決まっており、これが価格上昇の要因の一つです。ただし、市場の動向や半減期のイベントなどで需要と供給のバランスが崩れると価格は大きく下落するので注意が必要です。 

Q.暗号資産が下がっている理由は何ですか? 

A.暗号資産が下がっている理由は、需給バランスが壊れたことによるものが多いです。 

この市場の大きな特徴のひとつですが、価格が行き過ぎることがよくあります。 

上がり過ぎ、下がり過ぎ、ですね。 

そしてその反動はさらに大きく、大暴落をたびたび引き起こしています。 

これも毎年恒例みたいなものです。 

さらに、大規模なハッキング事件などのネガティブ要素も、暗号資産の値下がりを引き起こす要因となります。これらの理由を理解し、暗号資産の動向を常にチェックすることが大切です。 

しかし「大きく値下がりした」ということはお買い得になったとも言えるのです。大口の投資家は相場が上がってしばらくすると、次の下落に備えて資産を現金化し始めます。 

大きく買いに行くためです。 

一般投資家もこれに習う必要があります。 

もちろん投資を考える際は、最新の情報を集め、慎重に判断するようにしましょう。 

特に、初心者は小さな金額から始めるなど、安全策を講じることが重要です。 

暗号資産は将来性ない?まとめ 

ここまで見ていただいたように、暗号資産の投資対象としての魅力、利用価値、資産としての価値を考えると、その将来性は明るいといえるでしょう。 

最後にこの記事のポイントをまとめました。 

投資対象としての地位を確立している 
暗号資産はすでに投資対象として確立されています。特にビットコインは「デジタルゴールド」として知られ、その希少性と需要から価値が保たれています。 

すでに多くの暗号資産が社会で実装済み 
イーサリアムのスマートコントラクトやNFT技術は、既に多くの分野で活用され、今後もその利用価値が高まることが予想されます。 

投資家は資産として価値を見出している 
暗号資産はゴールドと同じように、資産としての価値が認められています。特に経済不安が高まる時期には、投資家にとって安全な資産と見なされることが多いです。 

ボラティリティの大きさには要注意 
暗号資産の価格変動は激しいですが、それが魅力でもあります。ただし、初心者は注意が必要で、リスク管理が重要です。 

投資はタイミングが重要 
「安く買って高く売る」という基本的な投資の鉄則を守ることが、暗号資産投資の成功につながります。適切なタイミングでの投資が求められます。 

暗号資産は、投資対象としての地位を確立し、利用価値と資産価値をそれぞれ持っています。ボラティリティの大きさには注意が必要ですが、適切なタイミングでの投資が成功の鍵です。 

将来的には、さらに多くの人々が暗号資産を投資対象として認識し、その価値が一層高まることが期待されます。 

※投資は自己責任でお願いします。

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はじめて暗号資産に投資するとき重要なことのひとつが、「取引所」選びです。 

使いやすさ、手数料の安さなども重要ですが、特に大事なのが「あんしん」「あんぜん」であることです。 

つい最近も大手取引所から、「ビットコイン482億円が不正流出」というニュースが流れました。 
引用:Bloomberg 

このようなとき、わたしたちは無力ですから、取引所の規模や安全性に依存することになります。

だからこそ、取引所にはこだわってほしいですね。 

おすすめの取引所に関してはここで詳しく説明しています。 

ぜひ参考にして下さい。 

仮想通貨(ビットコイン)取引所おすすめ5選 初心者向けにかんたん解説

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